2021年「借金なし大豆」選別の記録

1週間前の「借金なし大豆 脱粒フェス」にて脱粒した、

約200kgの借金なし大豆の選別をいたしました!


脱粒した後の豆は、虫が混じっていることもあり、

選別は早い方が良いそう。


近辺で選別機を貸出している場所はないか電話で聞き込みした結果、

農協で貸してくれるところがあるとの情報が入り、すぐに予約を入れました。

組合員でなくとも貸して頂けるようです。

毎年この時期は1日2組ほど使用するそうですので、

事前に予約してから行った方が安心ですね。


大豆を車に積み込んで、農協へ向かいます!

農協へ到着後、さっそく職員の方に使い方を教えて頂きます。


①供給ホッパーに大豆を投入し、

②脱粒・選別スイッチを押すと選別が始まります。

操作方法はこれだけで簡単です!

どんどん

【大】【中】【小】【ごみ】【くず粒】の

5つに選別されていきます!

窓部分から機械内部が見られる構造で

ベルトコンベアで上がってきた大豆が雨のように降り落ちて、

なかなか見られない光景でした!

最初は備え付けの受け皿へ大豆が流れ出てくるようになっていたのですが、

時間の関係もあり、袋へ詰める作業を省略して

排出口に直接袋をセットし、効率性を上げました。


慣れてきてペースが上がると、

比例して出てくる豆の量も増えるので

新しい袋の入れ替え作業に追われておりました。


試しに事前に手作業で選別した日があったのですが

20分でたったこぶし2つ程度の量でしたので、

膨大な量を手作業で行なうかもしれない大変さを思うと、

機械のありがたさが非常に身に染みます。


気になる選別結果は…

「大」が一番多く 9袋(約7割)

「中」      3袋(約2割)

「小」      1袋(約1割)

でした!上出来ではないでしょうか。


精度に関しては、大きさは揃って選別されており、

目視でも大きさごとの違いが分かりやすくとても正確な方だと思います。

汚粒の量は、大粒が一番汚れた豆が少なく、

粒が小さくなるにつれて少しずつ増えていく印象です。

虫もほぼいない様子でした。

ただ「くず粒」の出口に、ごみが半分ほど、

割と多めに混ざっていたので、そこは少し気になりました。


所要時間は2人で1時間ぐらいを見込んでいたのですが、

車に積んだり、落ちた豆を拾う片付けの時間等も含めて

実際2時間ちょっとかかりました。

もう数人程度、人手がいればゆとりが持てそうです。


また、「大・中・小」の大きさ別に袋を振り分けていくと

「大」が8割、とかなり偏りが出ました。

途中で特定の大きさだけ袋が足りなくなるのを防ぐために

予備の袋は用意しておいた方がよさそうです。


大きなトラブルもなく無事に選別することができましたので

ぜひ、また使わせて頂きたいと思います!


来年2月の味噌づくりや、計画中の大豆料理・スイーツのため

大切に保管したいと思います。


↓ブログ後半部分に、味噌づくり教室に参加させて頂いた内容が載っています

↓収穫した借金なし大豆をきな粉に製品化しました!

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