借金なし大豆
埼玉県秩父の在来大豆「借金なし」の栽培記録です。
大正時代より栽培が始まった「借金なし大豆」。そのユニークな名前は、借金があってもすぐに返せる(秩父弁で「なせる」)ほど収穫量が多いことに由来しているそうです。
甘みの成分であるショ糖が多く、国産大豆60品種の中で5番目に甘い、ほっくり美味しい大豆。
それにもかかわらず、効率化が進む中で、今ではわずかな農家しか栽培していません。
そんな稀少な品種に着目し、2021年6月より完全無農薬・無化学肥料での「借金なし」栽培を開始いたしました。
試行錯誤を重ねながらも、地域の皆さんと協力し「借金なし大豆」、そして国産地大豆を盛り上げるために頑張っていきたいと思います。